「裏切り者、ひとでなし」2016/7/13

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Dream

 私は中学校のグラウンドにいる。これは体育の授業だろう、何故か高校生時代のクラスメイト達(と言っても、顔をほとんど覚えていないので曖昧だが)と準備体操をしている。担当の保健体育の教師は規則にうるさいが、時々教師の立場としては非常に危なっかしいことをする(ケンカなど)中学校時代の教師だった。私はあまり好かない。

 グラウンド授業でゴールポストがないにもかかわらず、バスケットボールをやるので4人組を作れ、と教師が言う。その当時はあまり仲良くなかった、2人の男子から誘われる。他の男子が何人か参加したがっていたようだが、戦力順でいらない人を落としていっているようだ。

 気が付くとグラウンドではなく、私の実家の近所にある大きな道路沿いにいた。教師が「○○(近所の年下の人)を呼んでこい」と生徒に指示する。「遊びに行ってます」とその生徒が言う。

「裏切り者ぉぉぉ!」非常に大きな声で教師が叫んだ。

*     *     *     *     *

 場面は変わって、青っぽい色の壁の、何だか怪しい部屋にいる。ドアはなく密室状態。目の前には見たことのないカードゲームが、表向きによくわからない配置で置かれている。プレイ途中だろうか。

 と、知らない人間から声をかけられる。青いローブを纏った青い髪の女。アニメに出てきそうな顔立ちであった。

 今眼の前に配置されているカードゲームは詰将棋のようなもので、ここから相手にどう勝利するかを考えるゲームなのだと女が言う。使えるカードを確認してみると、その女と全く同じイラストのカードが1枚のみ。

 女はそのカードに関する説明を始めた。このカードゲームのレアリティは「D/C/B/A/X/S」の6段階あり、「D1/D2/D3」のように、その段階の中で更に3段階に分かれている。そしてこのカードは最大レアリティの「S3R」なのだと言う。なぜ「S1/S2」ときて「S3R」なのかはよくわからなかった。更にカードの効果の説明を長々とし始める。

 適当に頷いていると、「あとは頑張れ」と言い残して女は消えた。薄暗く青い密室。見たことのないカードゲーム。「結局どうすればいいんだよ」と私は叫んだ。

Real

 日常会話での私の笑い声は作り物だろうと指摘される。提案に対して曖昧な返事を返すことも、適当な笑顔でごまかしていることも知っている。嫌な時は顔に出る。

 君がいると空気が重くなる。くだらない冗談で場を明るくしようとするのは、この一集団としての関係をよりよくするためだ。社会はそんなに甘くはないが、君には期待している。やれば必ずできるはずだから、付いて来て欲しいと思う。そのために大事なことを教えているんだ。分かってくれ――。

 よく分かっています。その上で、私は分かり合う気などないと言っておきたいのです。

 作り笑いであることがわかっているのなら、嫌であることも承知しているのなら……何も言わないで欲しいのです。期待などしてほしくはないのです。機械でいいです。棒でいいです。もっと無機質に扱ってください。あなたの余計な心配で、私の寿命がすり減っていきます。私は人ではありません。私は人ではありません。

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