久しぶりのMMD+イラストのトクロ動画。後半は年末の挨拶と動画の制約撤廃の話。
登場キャラは神威がくぽ,kokonne,LUMi,兎眠りおん,唄音ウタ(デフォ子),重音テト,足立レイ,タカハシ,さとうささら,弦巻マキ,欲音ルコ,玄野武宏(ゲンブ),東北ずん子,京町セイカ,許斐まいの計15人。
動画内のLUMiのイラストに関しては、制作者である餅∀望さんが10月頃に描いてくれたものです。以前のクラゲのLUMiの回で「立ち絵描いてくれ」と喋らせたら本当に描いてくれる人が現れました(笑)。2ヶ月近く寝かせてしまって本当に申し訳ない……。
MMDはもう作らないと言ったな。あれは嘘だ。
半年前に色々考えて、収益化可能動画だけ作るだの使用キャラを減らすだのとお知らせしたのですが、まあこの制約をかけて以降の動画制作の面白くないことと言ったら……(笑)。
何を作るにもまず「収益化が可能か?」という確認の作業から始まるのがまあつまらんわけです(笑)。
MMDの制約から、基本的に立ち絵が配布されているキャラクターのみを使用していたわけですか、キャラクター数が減ると台本制作にも制限がかかります(無難な台本しか作れなくなる)。設定の点と点を繋げて会話に落とし込む作業がすこぶるやりにくくなっていました。
そして肝心の収益化はニコニコで数百円程度。Youtubeが収益化されても多分似たようなものでしょう。
こんな金額のために創作に制限をかけるくらいなら、最初から自由に作ればいいじゃん、という。実際にやってみて「あ、やっぱ無理」となり(笑)、制作をしばらく放置してたわけですね。
久しぶりのMMDはシンプルに
今回のMMDは背景透化でモデルのみを映像出力し、背景と小物は動画・イラスト素材を組み合わせて作りました。
久々にMMDのテンプレファイル(MMEとか街モデルの基本設定を済ませたファイル)を開いて編集してみたのですが、今考えると無駄な設定を大量に作っていることに気付きました。
シェーダーはsdPBRなのですが、例えばDiffusionとかDOFとかSSGIとか、ちょっと光を足したり背景をぼかしたり……といった芸術的効果のエフェクト。ギャグ動画にそういう美的エフェクトはいらん(笑)。
あとは動画の出力解像度を2Kサイズ(2560×1440)にして、Youtube側の音質劣化回避などもしていましたが、動画は重いしデータはでかいし、誰も2Kの動画なんか見ないし(重要)、全くもって無駄なところにこだわっていたというか、MMDでの映像制作の方向性がちょっとズレてたんだな~、と。
副業である程度動画編集の依頼をこなして分かったのですが、エンタメ系の動画に関しては映像の品質よりも演出の方が大事です。ギャグ路線の場合は3Dモデル+2D背景で作る方が手間もかからずに済みそう。
ちなみに動画編集ソフトもVEGASからYMM4に乗り換えました。ゆっくり系の動画でYMMばっかり使用している内、キャラクターものを作る際はこっちの方が楽だということに気付きました。カバー曲とかPVを作る時はVEGASの方が便利ですが。
やっぱAI読み上げは強い
トークロイド動画を作ってる身としてこんなことを言うと身も蓋もないのですが、好きなキャラに最新の読み上げソフトがあるならそっちを使ったほうがいいです。
VOICEPEAKやCeVIO AIなどのAI読み上げソフトは非常に高品質かつ操作が楽なので「喋らせたいのに編集しんどい……つらい……」みたいな苦痛を味あわずに済みますからね(笑)。
とは言え、ソングしかいないキャラも含めて全員動かせるのがトークロイドの醍醐味であり面白さでもあるので、動画内でのソングと読み上げの比率は今後意識していきたいところ。
どうせ全てのソフトを揃えるなんてことは不可能なので、恐らく今後は音質やクオリティ重視でソフトを選ぶことになるでしょう。
特にSynthVは音質とパラメータの豊富さから、調声を詰めるとかなりいい感じに喋ってくれるので、今後のライブラリ追加にも期待です。SynthVテトさん最高!