独りぼっちの夢 前編【ソフトウェアトーク&MMDドラマ】

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 変態事務所シリーズ初の超絶シリアス回。前・中・後、全3編構成の前編。

 登場キャラは???(主人公),kokone,亞北ネル,GUMI,星尘Infinity,弦巻マキ,ONEの計7人。主人公と冒頭の意味深なセリフはVOICEPEAKで作ってます。

 

 さて、なんでこんな意味不明な、観ていてため息の出る動画を作ったかというと、自分の中の「鬱」なものを吐き出して整理をしてしまおう、と思ったからです。最近物思いにふけることが増えて来てましてねえ……。

 今までの経験上「鬱」になった状態から抜け出すためにはいくつかの方法があります。考えるヒマがないほど忙しくする、とりあえず人に話してみる、考える時間を決める、順序立てて理論的に組み立ててみる、etc……。

 前者2つは私にはできないので、後者の2つ……つまり考える時間を決め、その時間内で原因や内容を色々とこねくり回してみたら、一つの纏まったお話になってしまったので「じゃあ作るか」と……(笑)。

 

 全然伸びないだろうなーとは思ってましたが、投稿から2日で再生数が3桁すら行っていないのを見るに「やはり需要が違うんだな……」と虚無になってみたり。

 

 お話の流れとしては、自分のことが誰だかよく分からない(思い出したくない)主人公が、自分の元いた場所とは違う別の場所(狭間)で、自分の過去の記憶と対面し、色々なことを分かってしまう(思い出してしまう)、という感じです。彼女が「ウスノロさん」と呼ばれていたこと、どこかの職場で愚痴を叩かれていたこと、全ては無意味である、と思っていること……。

 人に相談できれば一番良いのでしょうが、そもそも彼女にとっての楽しいこととは「人と関わらないこと」であるため、他人には彼女の事が全く分からない(理解できない)という……。だからこそ、一人で考えに考え、ある一つの人生観に行き着くわけです(その辺りは後編で)。

 舞台になっている「狭間」とは、作中のkokoneが言う通り「彼女の居場所(世界)と、kokoneの居場所(セカイ)との間にある中間地点」です。ぶっちゃけ「夢」だと言ってもいいです。

「世界」と「セカイ」については中編で明らかになります。作中で執拗に「世界」という単語に鉤括弧が付いているのは「セカイ」と混同されないためと、その場所が動画の中や、人の想像・妄想の中にあるわけではないからです。

 主人公のモデルとして弱音ハクを使っていますが、別に主人公自体が弱音ハクというわけではなかったりします。前編でkokoneに手渡された名刺のようなものには、髪の色が違う誰かの写真が載っていたり……。あの姿が元の場所での「彼女」だということですね。

 

 重い内容だとコメントでも書かれていますが、実は前編が一番マイルドな内容でして(ほとんど阿呆堕落の話ばかりでしたし)、中・後編は見る人によっては気分の悪くなる内容になるかと思います。怒られないように動画冒頭には注意書きを入れるとして(笑)、果たして完成までに私のモチベや体力が保つのかどうか……。

 

 こっそり失踪しちゃうかもしれませんね……。