こんにちは。
前回の記事でAHS組ボカロ全体の簡単な評価、そして評価の高いライブラリを全部買ってくるという暴挙に出たわけですが(笑)、一応それぞれのライブラリの個別記事も作ってみます。
なんかどんどんボカロ沼にハマっていってる気がしますがもう知らん(笑)。
AHSのVOCALOID、紲星あかりと結月ゆかり 純です。VOCALOMAKETS企画・AHS販売のVOCALOID2種のセットです。ライブラリの種類は違いますが、1つのパッケージにまとまっているのでまとめて紹介します。
AHS組はVOICEROIDでの活躍が目立っていますが、VOCALOIDも全体的に良性能なものが揃っています。この2人はその典型ですね。
結月ゆかり 純
AHSのボカロと言えば結月ゆかり、というくらいには有名なライブラリ。純はV3版のライブラリの流用で、グロウルが使える点以外はV3とほぼ同じです。艶っぽい大人の声で、割とどんな曲にも放り込めそうです。
特徴は声切れの良さ。声の減退スピードが早く、1音1音はっきりと歌うような感じ。少し長めのトーンで歌わせると顕著です。その性質上ポップスやパワー系バラードにはかなり向いてます。
ちなみにV4には「穏」と「凛」という、それぞれWhisper系、Power系のクロスシンセシス用ライブラリもあります。そっちはV4からの新規収録で性能もそこそこいいです。ゆかりメインの人は純穏凛のセットを買ったほうがいいかもですね。
紲星あかり
紲星あかりは結月ゆかりの妹分的な立ち位置ですが、VOCALOIDのライブラリ的にはこっちの方がお姉さんな気がしなくもない。
特徴はやはり声の厚み。インタネ組のkokoneやGUMI並みに声が厚いです。高音域への移行が非常に自然で、ゆかりのような独特なクセもなく、リードボーカルからコーラスまで万能に使えるライブラリです。
性能面だけで言えばAHS組の中でもぶっちぎりで最強のライブラリかと思います(V4最後半に出たので当たり前っちゃ当たり前ですが)。
私としては紲星あかりの方がメインで、結月ゆかりはオマケだと思ってます(笑)。
クロスシンセシス
ゆかりとあかりを半々でクロスさせてます。同じVOCALOMAKETS企画だけあり相性はかなりいいです。両方のいいとこ取りができ、高音域をあかり側に少し振ってやると安定した声になります。
あかりが割と相手を選ばない声をしてるので、他のAHS組と合わせても良い結果になるかと思います。紲星あかり制作時点で「V4とV5のどちらで出すか」という話があったようですが、結果的にV4で出したのは賢明な判断だったように思います。V5だとクロスシンセシスができないですからね。
ということで結月ゆかり＆紲星あかりの紹介でした。