ダメ押しでCULも(ついでに)来た

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 こんにちは。買い揃えてきたインタネ組もようやく最後です。

 V3最古参、CULです。キャラデザは結構好みだったりします。確かテレビ番組の公式キャラとして先にキャラクターが作られ、その後にVOCALOID化がされたらしいですね。色んな意味で異例なライブラリなのかも。

 

じゃじゃ馬ここに極まれり

 さてこのCUL、はっきり言ってしまうと現時点で最も使い道に困るインタネ組の一人です。CULを導入できる余裕があるなら他のボカロの導入を考えたほうが賢明です。

 理由としては他に有能なPower系がいること(ウナSpicy、Lily V3)と、他のインタネ組とは明らかにアプローチが違うため。

「じゃあなんで買ったの」という話ですが、単に他のインタネ組を全員手に入れてしまったので「もう揃えちゃおうか」という(笑)。独特な声質なので全く役に立たないというわけでもないですしね。

 実際に声を聞いてみましょう。

 はい。「ボカロだなー」と思った人、まさにその通りです。リアル志向の高いインタネ組の面々の中で、唯一VOCALOIDらしさを前面に押し出しているのがCUL。明らかに一人だけ浮いているんですね。Power系ではトップクラスの力強さとキレの強さがウリですが、今は同じタイプでより声の厚いウナSpicyがいたりします。

 滑舌は割といい方なので、声の厚みさえなんとかすれば曲によっては悪くないんじゃないかと思います。

 

ココカル

 CULをどう使っていくかですが、そのまま使うにはどうにも厚みが足りない気がします。やはりここはクロスシンセシスに頼ります。

 いつものkokoneとの組み合わせ、ココカル。無個性+個性でいい感じの中間点。声もマイルドになって扱いやすそうですね。ほんとkokoneは誰とでも合うなー。

 

 CUL×Lily。これもLilyの声の厚みのおかげでマイルドに。

 CUL×ウナSpicy。完全Power特化の2人はかなり相性いいです。V3×V4の鉄板合わせ。ある意味Power系最強かもしれない。

 CULは個性が強すぎて、ウナ意外と混ぜるとメインサブ関係なくCULっぽくなっちゃうのが面白いところですね。クロスシンセシス前提で作ったんじゃないかと疑うレベルで元々がぶっ飛んでます。

 起用するときはメインで、そうでないなら使えない、というかなり両極端な感じ。そういう潔さ、嫌いじゃないですよ。

 

 ということでCULの紹介でした。

 見事インタネ社の女性ボカロを揃えちゃったわけですが、個別記事とは別に全員をまとめて評価した記事も作ろうと考えてます。その方が全員の立ち位置やら用途が明確になると思うので。