こんにちは。今回はPCキーボードのお話。
私は家にいる時はほぼすべての時間をPCの前で過ごすので、PC用の入力デバイスというものにそこそここだわりを持っております。
現在のPCデスクはこんな感じ。最近は特にマウスを多用することが多いので、ケンジントンのSlimbladeとExpert Mouseを片手ずつに持ち、両手でカーソル操作をしております。
両手トラックボールについては↑の記事も参考にどうぞ。
さて、マウス入力を極めたら次はキーボード……というわけですが、キーボードに関してはPCを購入してから長らくFILCOの青軸キーボードを使用しております。
当時は他のキーボードにない「カチカチ」とした感触がとても魅力的に感じたので購入したのですが、何をトチ狂ったのかテンキー付きのものを買ってしまうというボカをやらかしまして。テンキーがついてると右手マウスへの物理的な距離が伸びて肩こりの原因になったりします。
あと青軸は押し込みが重く、そもそもタイビングには不向きのキーボードである……というのを買ってから知りまして(笑)。まあごまかしごまかしで今まで使用してきたのですが、今年のブラックフライデーでそろそろ買い換えよう、と思ったわけです。
で、買ったのがこちら。
Kinesis Advantage 2。
ええ。まずは言い訳をさせてください。最初からこの超変態仕様のキーボードを購入する気は毛頭なかったのです。
予算2万円でセパレートタイプのエルゴノミクスキーボードを探していて、中古品で安いものがないかと調べていたら、たまたまこの美品のキーボードが3万円くらいで売られていたんです(コイツ、新品で買ったら4~5万します。個人輸入したら安く買えますが、現在はコロナの影響で難しいらしいです)。しかもめったに出回らない日本語配列で、タイビングしやすい静音赤軸(ピンク軸)。
そしたらもう買うしかないじゃないですか(意味不明)。
Kinesis+親指シフト
とにかく最初は滅茶苦茶使いづらい!みたいな話は結構聞いていたのですが、タッチタイピングのホームボジションがしっかりしている人であれば、そこまで大変という感じはしないです。
というか私は元からタッチタイピングのホームポジションで親指シフトを使ってたりする変態なので、割とすんなり移行できました。
親指シフトに関しては↑の記事も参考に。
普通のキーボードと違うところといえば、やはり親指部分の独特のキー配置ですね。
デフォルトではこんな感じの割り当てになってます。矢印キーが左右に分散されてたり、Windowsキーが右手側にあったり「それってどうなの?」みたいな配置ですが、これが慣れると意外と良かったりするらしいです。使ったことのある人にしかわからない感覚なんだとか。
kinesisはキーボード側でリマップ(キー配置の変更)ができるので、親指シフト用にちょっとだけ変更します。
リマップ後の配置。ちょっと変えただけ。
左右対称位置に右・左親指シフトを置けるのはとてもいいですね。普通のキーボードだとスペースバーがデカ過ぎてこうはいきません。
実際の所どうよ?
青軸から静音赤軸に変更して思ったのは「めっちゃ静かだなー」という。当たり前なんですけども(笑)。
他のメカニカルキーボードと違って底打ちがかなりソフトですね。赤軸に静音リングをかませたものとはまた違う、底は打つけど柔らかい、みたいな感じ。体感赤軸よりも若干キーが重いらしいのですが、元々青軸を使ってたので「軽いなー」ぐらいの感覚(笑)。
Kinesis自体の打ち心地ですが、噂に違わぬ中毒感と言いますか、確かにこれに慣れてしまうと他のキーボードが使えなくなりそうな気はします(笑)。
ちなみにこの記事もKinesisで作っていますが、びっくりするほど疲れません。ホームポジションから手を動かす必要がほぼないので超楽。
テキストを打つ分にはとても良いのですが、Fキーが小さくホームポジションから押させる気のない位置にいるので、そこだけがなんともはや(1ではFキーは「消しゴム」と揶揄されるほどひどいキーだったらしいですが、2ではここもメカニカルキーに変更されてます)。
あとはキーの間隔やサイズが海外向けに設計されているものなので、上段キーや数字キーはちょっと届きづらいなーとは感じますが、まあ使い込んでいけば慣れるでしょう。
改めて見ると私のデスク、気持ち悪いなー(笑)。
変態環境が極まったところで、今日はここまで。