こんにちは。我が家にやってきた新しいVOCALOIDの紹介です。もはや何も言うまい。
バンダイナムコのキャラクター、ミライ小町です。暇つぶしにVOCALOID SHOPを眺めていたら見つけました。どストライクなビジュアルなのと、それを見てた日が丁度このキャラの誕生日(2月22日)だったので、応援の意味も込めて買ってきました。
VOCALOIDになる前から存在しており、バンダイナムコの技術紹介用キャラクターとして活動しているようです。経歴としてはかなり珍しいですね。
どうやらVOCALOID SHOPのDL版でしか販売していないようです。道理で今まで存在を知らなかったわけです。
発売後すぐVOCALOID5が発表されるというインタネのChikaと同じような扱いを受けた上、パッケージ版のように中古ショップに流れてくることもなく、本当に買いたい人しか買えないため、恐らく日本語VOCALOIDとしての使用率はワースト3に入るのではないでしょうか。

ニコニコ動画のミライ小町検索結果。
実際piaproやニコニコを見ても、その使用率の低さがよく分かります。あらかた見てみましたが、オリジナル曲の数は片手でも数えられるようなレベル。
しかしChikaやkokoneよろしく、VOCALOIDは使用率と性能が必ずしも比例するわけではありません。ここは私の直感を信じましょう。
さて、インストール前に気になったことが一つ。

VOCALOID SHOPでのミライ小町のスペック。
ライブラリの容量が400MB。軽すぎですね(笑)。V3ライブラリでも1GB以下は中々いません。
VOCALOID含め、サンプリング音源系は「大容量が正義」みたいな風潮がありますが、それを全力で否定していくスタイル。嫌いじゃないです。
ライブラリの性能
肝心の声はというと、まあ聞けば分かる通りCULとそっくりですね。芯とキレのあるPower系に近い感じ。はつらつとした歌い方はクリプトンの鏡音リンにも近いか。これはもうCULとデュエットさせろと言わんばかりの性能(笑)。
ちなみにCULはこんな感じ。
実際の使い心地ですが、CULほどじゃじゃ馬ではなく、比較的素直に歌ってくれる印象。低音から高音までバランスが良く、歌い方は違いますが声の作りやすさはChikaに近いものを感じます。ただやはりパラード系はあまり得意ではなさそう。素直にボップスやR&Bを歌わせるのが良さげ。
手持ちの誰かと組ませるのであればCUL,Chika,ウナSpicy,GUMI V3あたりかな。
私の作る歌のジャンル的に出番はそう多くなさそうですが、なにせ不人気なものを使いたがるひねくれ野郎なので(笑)、そのうち彼女単体の歌とかも作るかもしれませんね。
話はそれますが、他ライブラリ間のクロスシンセシスが出来ない単独ライブラリに関しては、VOCALOID5はかなりアドバンテージがあるように思います。単純にV4よりパラメータが増えますからね。
そう言えばVOCALOID5のライブラリにも不遇な日本語ライブラリがいたような気が……。
あっ……(察し
今回はここまで。