皆さまこんにちは、玄川静夢です。
私は現在、オーディオ環境をPCで構築しておりまして、普段聴きから真面目な音楽鑑賞、はたまたいただいた音声データの確認など、こと音楽ファイルの再生に関してはほぼすべてPCを使用しております。
前回の記事でも少し触れましたが、音楽再生の際にはそれ専用のモニタースピーカーで行っております。使用ソフトはFoobar2000。オーディオインターフェイス経由なのもあり、音質はこれでもかというほどのフラットです。
元々フラットな音が好みなのもあり、機材選びにはそこまで苦労しませんでした。要は作曲家・編曲家さんのモニタ-環境と同じもので納得ができてしまうので(笑)。
さて、作詞の際はというと、基本的にPCの電源は切ってしまって、これまた専用の携帯音楽プレーヤーでデモ音源の確認をしていました。
PCの電源がついていると
・メールの通知がやたら気になる
・ついついSNSのタイムラインを見てしまう
・ディスプレイが大きいので操作に疲れる
などなど、とにかくあの手この手で作業の邪魔をしてくるのです。
とは言え、流石に携帯音楽プレーヤーでの音源の確認は力不足といいますか、どうしても納得がいかないところもありまして……。まずPCからデモ音源のデータを移動する手間が煩わしい(笑)。普段PCオ-ディオで聴き慣れているのもあり、聴きとりたい部分がきちんと聴きとれなかったりします。使用しているプレーヤーの性能の問題もありますが。
どうしてもPCオーディオ環境で聴きながら作詞をしたい。でもPCには触りたくない。うっかり触ってしまうことのないように、できれば物理的に距離を離したい。何かいいものないかなーと思って探していたら、起動中のFoobar2000を遠隔操作するAndroid用ソフト「Foobarcon」を発見。
Foobar2000と同じくフリーソフトですが、有料版にすると広告が消えてすっきりします。迷わずGoogle playに貢ぎました。
事前にPC側のFoobar2000に専用のコンポーネントをダウンロードしておきます。
そしてFoobar2000を起動している状態で、AndroidのFoobarconを機動、PCのIPアドレスを入力すれば、Foobar専用リモコンが完成。
手元で操作ができる利便性もさることながら、PCに触れずしてPCオ-ディオ環境を楽しめるというこの気軽さ。あの無駄にデカくて疲れるディスプレイとにらめっこせずにすむという痛快さ。これは良い。
PCから長めのコードのヘッドホンを引っ張り、すこし離れたところで作詞作業。たまりませんねえ。
デジタルデバイスで文章を扱うことの多い昨今、便利な反面とにかく誘惑の多いPCとどう向き合うかで、作品の質も変わってくるかもしれませんね。