コンポのHDDを換装してみる

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 こんにちは、玄川静夢です。

 最近母親から「実家で使用しているコンポの調子がおかしい」と言われていたので、様子を見てみることにしました。

 SONYのNAS-M70HD。確か2006年製だったと思うので、約11年経っていることになります。中学生の頃に中古ショップで売られていたところを、私と姉とで割り勘で購入したものです。

 当時は小さなCDプレイヤーしか所持していなかったので、色んな曲をすぐに再生できるHDDタイプのコンポに憧れていました。お金をためて、一人あたり8000円位出して購入しました。

 最初にイヤホンを挿してビートルズを聴いた時の感動は今でも忘れません。

 どうやら再生の際におおきな音飛び(1秒以上)が発生したり、データの編集後に再生ボタンを押すとフリーズしたりするそうです。まず間違いなくHDDに問題があるだろうということで、様々なサイトを参考にしながら分解、HDDの取り出しを行いました。残念ながら分解した際の写真はありません。なぜ撮影しなかったのか……。

 HDDの規格が現在よりも古いIDE接続だったので、Amazonで該当するHDDを購入。コンポの元々の容量が約80GBだったのに対し、購入したのは320GB。そのままクローンで移動させても良いのですが、折角なので容量も拡大することにしました。

 データはLinux規格。Windowsだとパーティションの編集ができなさそうなのでGparted liveをCD-ROMに焼き、Linuxでパーティションを編集。簡単に書いていますが、これをやるのに丸一日かかりました。

 HDD換装後の容量がこちら。元の約3.5倍になっています。

 その後一度システムを初期化し、音楽ファイルをUSB接続でコンポに取り込んでいくのですが……。

 取り込み作業開始から12時間後。

 約370枚分のCD、曲数にして約6000曲以上を一気に移動させているのでやたら長い。IDE規格なのもあってとんでもない時間がかかっています。

 最終的に28時間かかりました。バカじゃないかと(笑)。

 動作確認も終わり、ようやく終わった……と思って電源を切ってみると、電源が落ちずに青いランプが点灯。

 このコンポはSONYの独自機能「おまかせチャンネル」の音声解析を、電源を切っている際にやってくれるみたいです。今回曲を全て入れ直しているので、解析も全て一からやっています。約6000曲以上を一気に。

 すべての解析が終了し、青いランプが消灯するまで約3日かかりました。72時間です。

 最初の分解から数えても、修理に1週間かかった計算になります。……次おかしくなっても二度と修理はしません(笑)。

 そんなわけで、中学生からの思い出のコンポは無事正常に戻り、容量も大きくなって実家に戻っていきましたとさ。めでたしめでたし。

コメント

  1. コンポ苦戦 より:

    おはようございます。
    コメント失礼します。

    実は同じものを持っておりますが、HDDが故障して、新しいものに変えましても、システムファイルがないと動けません。
    システムファイルをどうかいただけますでしょうか。
    isoまたは何らかのイメージファイルかでいただければ幸いです。
    よろしくお願いいたします。

    • 玄川静夢 より:

      コメントありがとうございます、玄川静夢です。

      当方、コンポを置いている実家からかなり距離のある場所に住んでおり、また一度本体を分解して、システムファイルだけを吸出して……とやっていると一日作業になってしまうので、残念ながらご協力できそうにはないです。

      投稿者様が分解・HDD内ファイルの吸出しを行えるのであれば、同じ機種のジャンク品等を安価で購入してHDDごと移動、もくしはファイルの吸出しを行ってみてはいかがでしょうか?もちろん自己責任にはなりますが……。