コーヒーの焙煎機を修理してみる

シェアする

 今回はコーヒーの焙煎機のお話。

 私、実は結構コーヒーが好きでして、購入した生豆を自分で焙煎して飲む程度にはハマっております。

 使っている焙煎機ですが、ライソンのホームロースター「RT-01」です。2万円以下というとんでもないコスパで自宅焙煎ができます。しかも全自動。たまりませんな。

画像はライソン公式より。

 RT-02という浅煎りができる新機種が出ているらしいですが、私は普段深煎りの濃いーやつばっか飲んでるのでぶっちゃけどうでもいいです。

 

 さて、2年程使用しているこの焙煎機ですが、蓋の取っ手部分がプラスチック部品でできているため、焙煎終了後十分に冷ましてから扱わないとフタがポキっと折れちゃいます

 できるだけ気をつけて使っていたのですが、ある日いつものように焙煎を終わらせて蓋を開けようとするとすっぽ抜けました。中を覗いてみると、焙煎されたコーヒー豆に混じって何か黒い物体が……。

 恐らく焙煎途中に蓋(裏で留めているバーツ部分)が溶け、そのまま焙煎機の中に落ちてしまったものと思われます。ドロドロに溶けたプラスチックがコーヒー豆と一緒に撹拌されてそりゃもうエライことに。あまりに驚きすぎて写真を撮るのを忘れちゃいました(笑)。

なんか黒黒しい焙煎機の中。

 で、当然ながら焙煎機の中にも溶けたプラスチックが付着し、使用できなくなってしまいました。

 新しく買い換えようかとも思ったのですが、分解して中の金属カップを洗浄すれば使えるんじゃね?と思ったので分解することに。メーカー保証?知らんな。

分解してカップを取り出したところ。

 底のゴム足を引っこ抜くとネジが出てくるので、そこを取るとパッカーンします。焙煎部分のカップはヒーターの上に乗っかっているだけなので簡単に外れました。

 で、取れたらカップを洗浄します。プラスチック類を溶かす薬品は持ち合わせてないのでボンスター(スチールウールのたわし)でひたすらこすります。

 ちなみにカップの縁はかなり切れやすいので、作業前にテープなどを巻いて怪我しないようにしましょう。私は無事に指3本を切りました()。

掃除後のカップ。

 はい、20分程かけてかなりキレイになりました。まだちょっと残ってる気もしますがもう気にしない。このくらいなら飲んでも大丈夫さ!!(ヤケクソ

見事に溶けて消滅した蓋の裏のプラスチック部分。

 蓋の方は接着剤でくっつけるなど試してみたのですがどうもうまくいかず。

 

もう修理が面倒なのでこのまま使うことにします()。焙煎する時だけ穴に取っ手をぶち込んでおけば、とりあえずチャフの飛び散りは防げるはずなので。

清掃後に焙煎したコーヒー豆。

 焙煎機を元に戻し、試しに使ってみたところ、見事に深煎りで焙煎されました。定期的に掃除をしないと細かい粉がカップ内に溜まって焙煎度合いが落ちるようです。これからはちゃんと掃除します。多分。

 

 これでヒーターが壊れるまではなんとか使えそうです。めでたしめでたし。