君と渚と青い夏

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作詞/らでぃ猫 作曲/oharanko


雲がはれた 海辺の町
上着を すぐに脱いで
首のボタン 外しくつろぐの
さざなみに 会いたくて

静かな朝早く ドア開けた 汗ばむ君が
窓際に座って Ah……

さりげなく 近付いて
かきあげた髪が ふわりと 風にゆれる
微笑みに 照らされて
始まる夏の 物語

屋根の下で ガラスを拭いて
少しの 別れ告げる
濡れた壁を 滑り落ちるのは
水だけに しておいて

もうすぐセミ達も 出てきては 鳴きだす頃ね
ざわめくその前に ねぇ

さりげなく 触れ合って
飛び出した砂の 足元 波が寄せるまで
この気持ち 受け止めて
悩む瞳が 悲しいね

毎日聞き慣れて いたはずの 小さな音が
二人を遠ざける Ah……

いつまでも そばにいて
ファイルに挟んだ 紙束 後回しにして
遊ぼうよ 明日から
始まる夏の 物語

さりげなく 近付いて
かきあげた髪が ふわりと 風にゆれる日々
微笑みに 照らされた
君と渚と 青い夏