そよぐ風の心地よい
うららかな午後でした
みどりの葉が舞うように
カメムシが死にました
よそ見をして気づかずに
おもいきりふんづけて
床と靴にはさまれた
カメムシは死にました
鼻についたそのにおい
嗅ぐほどにえげつない
なにも道のまんなかを
這うこともなかろうに
どんな鳥も食えまいと
かたくなに守ってる
殻の中身ぶちまけて
カメムシは死にました
知らん顔で歩いてる
カメムシをふむように
生きることの歯がゆさを
おもいきりふんづけて
大事なものなくしては
悲しんでいませんか
つもりつもる思いさえ
潰してませんか
そよぐ風の心地よい
うららかな午後でした
みどりの葉が舞うように
なんとなしにしらずしらず
カメムシは死にました
![歌詞置き場](https://shizumu.com/wp-content/uploads/2016/11/music-100x100.jpg)
歌詞置き場
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