あまやどり

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何も言えないほど 今日ははっきりふられて
傘を忘れた家路の途中 ちょっとここらであまやどり

さびれた街角 きっと私はきらわれた
車が通る はねたしずくを よけたつもりが水しぶき

今は誰より弱いから 休むことしかできないの
そばでは古いあまうけが ぱちゃぱちゃ音を立てている

もうすぐ雨がやんで 一人道をたどるでしょう
浅い傷だから 明日にはもとどおり

山よりも上から あるもの全部濡らして
ちらばる砂も押し流される そっと心はあまやどり

子供のころから おんなじものを見ている
白くまっすぐ線をひいては 落ちて消えてくまやかし

今は誰よりつれないけど そのうちすぐによくなるわ
ふられた町のどこかには きれいな虹がかかるものよ

もうすぐ雨もやんで 冷たい道を帰るでしょう
苦い思い出さえ 時がいやしてくれる

もうすぐ雨がやんで 一人道をたどるでしょう
浅い傷だから 明日にはもとどおり

すぐ雨もやんで 濡れた道を帰るでしょう
苦い思い出さえ 明日にはいつもどおり

あまうけが大人しくなったころ
傘もいらない家路の途中 ちょっとここらで歩こう


歌詞置き場
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