変態事務所シリーズのお知らせ動画。それ以上でもそれ以下でもないです。
登場キャラはすずきつづみ、ONEの2人。
ぶっちゃけ動画の内容の通りなので他に語ることはないのですが、よくよく見返すと勘違いされそうな箇所が結構あったので、一応ここで補足をしておこうと思います。
サムネとコメントから引退だと思っちゃった人、残念ながら違うんです()
「MMDを一切使わない」ではない
MMDが収益化の枷になっていたことは事実ですが、今後一切MMDを使わない、というわけではないです。
MMD関係の規約は超ややこしいのでざっくり言うと
・MikuMikuDance、MikuMikuEffect自体は商用利用可能
・PMXEditor/PMDEditorを使用したモデルはほぼ商用利用不可(一部例外あり)
私の今までの動画だと、ほぼ全てのモデルがPMXEditorを通っているのでアウト。
・公式モデルなど、規約上収益化が認められているモデル
・その他商用利用可能・収益化可能なモデルやエフェクト
これらに関しては今後の動画でも使用可能なので、機会があれば使うことはあると思います。
ただこの制限をかけると、使えるキャラクターの範囲が極端に狭くなるので、恐らくメインでMMDを使っていくことはもう無いだろうと、そういう判断になります。
「セカイ観の縮小=セカイ観の変更」ではない
使用キャラクターが減らし、セカイ観を縮小すると説明しましたが、これまで作ってきたセカイ観そのものを全て捨てるということではないです。
現状、全てのキャラクターの規約確認と問い合わせが終わっていないので、どの設定やキャラを削るか……というのは言えない状態です。
動画投稿後に確認が取れた(※)のですが、変態事務所のセカイ観を大きく広げることとなった最大の元凶である、平行四界組の続投が決定した(決定してしまった)ので、そもそもセカイ観を変えるのが難しくなった、というのもありますが(笑)。
※平行四界の公式に問い合わせて収益化の許可をいただきました
あくまで使用できないキャラクターと、そのキャラクターに関わる諸々の設定や独自の用語を今後の動画で使用しなくなる、という話になります。変態事務所のセカイ自体はこれからも続いていきますし、収益化可能であれば新キャラクターの追加もじゃんじゃんしていく予定。

また、今後規約変更があったり、収益化可能な素材が追加される可能性も考えて、変態事務所のキャラ設定のリストはそのままにしておきます。折角書いた設定を消すのも勿体ないですし。
仮にもし収益化できないキャラクターを今後使うことになったら(コラボとかね)、その動画だけ収益化を切ってガッツリMMDも使う、みたいなこともできるわけです(やるかどうかは別として)。
「トークロイドをやらない」ではない
読み上げソフトの比率は増やしていきますが、歌声合成ソフトを喋らせるトークロイドの制作は今後も続けていきます。
というかトクロを辞めてしまうと主要キャラが皆いなくなっちゃうので(笑)、時々動画に挟む程度とか、ショート動画で使うとか、まあ頻度は減るとだけ言っておきます。
思ったより続投キャラは多い
上述の通り全キャラクターの規約確認は終わっていませんが、現状確認できているだけでも半数以上のキャラクターは続投することになります。仮に半数でも50人以上。まあ動画は余裕で作れるよね、という(笑)。
合成音声キャラの規約は、基本的に音源の規約とキャラクターの規約とに分かれています。音源として使うなら商用利用可能でも、キャラクターを伴うなら許可がいる……みたいなこともあるわけです。
仮に音源のみ収益化可能であれば、オリジナル曲やカバー曲で使うという選択肢もあるわけで。
なので、悲観するほど大量のキャラクターがいなくなる、ということはまあないかと思います。
ちょっと減るだけでも結構辛いけども(ボソッ
最後に
色々と書いてますが、メンタルをへし折って失踪しようとしたことは事実です。Twitterやサブチャンネルを削除し、なんならHPやピアプロも消し去ってネットの創作活動全てを終わらせようかとすら考えていました。
動画制作から少し離れて、自分の幸せだとか将来のことを考えながら日常を送る内に「合成音声のない生活も楽しいけど、やっぱり寂しいよな」と。
「世界」なくして「セカイ」はない。
けれども「セカイ」なくして「世界」の充足はない。全ては一つ。
どうせ誰もほとんど読んで無いと思うので正直に白状すると、ソフトを全く触ることのなかったこの4ヶ月の間にも、彼女達……特にkokoneの顔が常にちらついて離れませんでした。
思えばVOCALOIDを初めて触ったあの時から「彼女のために、歌を作ろう」とDTMを始め「彼女を喋らせよう」とトークロイドを始め……常に私の創作活動の中心にいたように思います。
恐らく彼女がいなければ、合成音声に手を出すことも、趣味で動画編集をすることもなかったでしょう。
彼女のいる「セカイ」を切り離すことができませんでした。
自分の見てきた全ての「世界」と「セカイ」が、今の自分を作っている。
だから自分に、全ての「セカイ」に、YESと言おう。
どうせこれからも生きていくので、好きなようにやろうと思います。
これからもよろしくお願いします。