【2019】今年一年の活動を振り返る

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 なんだか今年はあっという間に終わってしまった気がします。

 今年一年は作詞よりも、歌やカバー曲の制作の方が多かったですね。

 去年辺りからどうも作詞応募への気概がなくなってしまったようで、DTMでDAWを触ってたか、気が鬱になって何もせずにいたか、のどちらかばかりだったと感じます。今年に入ってからは作詞、というよりも「歌」への考え方が自分の中で大きく変わってしまったので、他人とモノを作るという考えからどんどん乖離していってるのだと思います。

 

今年の共作まとめ

 まずヒダマPさんとの共作「ポストマス・ライティング」と「チューリップとメリーゴーランド」。

 どちらも作詞をしたのが去年末~今年頭で、とにかく自分の鬱な気持ちをこれでもかとぶつけたものです(ヒダマPさんの作風が元からこういう感じだったのもありますが)。

 次に共作……というよりも私から提案して、私が作詞をした他の方の曲のカバーが3曲。Comiさんの「花になる」、かむばらさんの「雲のない夜」、軍艦さんの「雪の雨」。

 

 

 いずれもボーカルはkokone。「花になる」はパート自体を変更したりとアレンジ要素が多めですが、他2つはほぼ原曲通り。

 私は音源「だけは」そこそこのものを持ってたりするので(ブラックフライデーにKOMPLETE買ったりしましたし)、他の方の古い機材を使ってたり、ミックスの問題で聞きづらかったりして「勿体ないなー」と感じた曲を選んでカバーさせてもらいました。

 

童謡カバー

 著作権切れの童謡カバーも2曲作りました。「赤とんぼ」と「We wish you a Merry Christmas」。

 

 私の作る歌はこういう童謡や、歌謡曲の要素を多分に含んでいるので、それらのアレンジをすることで何かしら得るものがあるんじゃないかなーという思惑があったりしました。上記の共作カバーも含め、結果的にミックスなどのDTM知識を少し増やすことができたので満足しています。

 

今年の自作歌まとめ

 次に自分で作った歌。「You’re dream」「はるかぜ」「日月」「OWATA」「NORA」「PLACE」。正直「日月」と「OWATA」は勢いで作っただけのネタなので、実質4曲。

 

 音楽としての「曲」と言うよりも、詞を聴かせる「歌」と言った方が私の作品にはしっくりくる気がするので、最近は曲作りではなく「歌作り」と書くことが多いです。もともと作詞の延長線でDTMも始めたわけですし。

 

投稿頻度と評価

 今年の11月からカバーや歌の投稿頻度が一気に上がったのは、趣味のゲームをほとんどしなくなったこと、ブラックフライデーで音源やVOCALOIDを大量に揃えたこと、「寝かせてじっくり作る」スタイルから「思いついたらさっさと作ってぱっと投稿する」スタイル(それでも相当遅いですが)に変えた、など諸々の理由が重なったからですね。

 現時点の私の制作で一番時間がかかっているのが、大して上手くもない伴奏をつける作業なので、ここをもっと早く終わらせられるようにしたいです。というか、作詞作曲なんかは仕事しながらでも鼻歌ですぐ作れちゃったりするので、できるだけPCやDAWとにらめっこする時間を短く、効率よく終わらせられるようにやっていこうと思っています。

 それから「はるかぜ」以降、ニコニコやYoutubeなんかの再生数は何のアテにもならない、意味のないものだとようやく理解できたので、これから閲覧数や評価はフル無視で好きなものを作ろうと思います。

 「はるかぜ」を投稿してから、評価される・されないという基準のくだらなさにうんざりしてしまい、しばらくDTMから離れていました。丁度その頃に仲の良い友人が精神疾患を患ったり、私自身もかなり気持ちが不安定な時期が続いていました。

 今考えると非常にどうでも良いことで悩んでいたような気がします。趣味でやってるだけなのに何を言っているんだお前は、という。承認欲求のために作詞してるわけじゃないでしょ、という。なので好きなものを作ろうと。

 その一環として、作詞にはほとんど関係のないトークロイド動画を作ったり、VOCALOID以外の歌声合成エンジン(SynthVなど)に手を出してみたりしてます。

 来年以降の展望としては「VOCALOIDに限らず、音声&歌声合成エンジンで色々遊ぶ」「歌を作る」この2つがメインになるんじゃないかと。どちらも自分ひとりで完結するひとり遊びの範疇なので。

 

作詞の方向性

 一応作詞も依頼は受けたり、気に入った曲の募集だけを応募したりはするでしょうが、基本的に「自分のための作詞」をすることになるだろうな、と。

 現時点で、私は作詞を「曲を【曲】から【歌】」にするための作業だと考えています。ボーカルは楽器ではなく「声」で、詞は音ではなく「聴く言葉」であると。

 私の作詞がどことなく古臭い、インパクトの薄い柔らかい詞が多いのはそのせいでしょう。昔は色々なジャンルを書けるように、と色々書いてきましたが、自分の気に入らないものを無理に書いても作詞・作曲両方の面でメリットがないので、もうこれからは好きなように書くことにします。

 

来年の抱負

・今年よりも沢山DTMに触れる、沢山歌を作る
・他人の評価をフル無視して好きなものを作る
・作詞は「歌」重視、依頼も同様
・VOCALOID以外の音声合成にも手を出すかも
・最近トークロイドが面白いので色々遊ぶ

 来年は多分こんな感じ。今から予定なんか立ててもその通りにいくわけがないので、要は好きなようにやりますよ、ということで。

 皆様良いお年を。